秘宝館(ガラクタ館)

たいしたものではありませんが当社所有の珍しい物を紹介します。

密造酒製造装置

戦後の混乱期に在日朝鮮人がお酒(焼酎)の密造に使っていた蒸留管です。
川本税務署(当時)が摘発没収しました。上部に税務署長の封緘がしてあります。
何故当社に置いてあるのか判りませんが倉庫解体の際偶然発見しました。
本職の目で見ても蒸留の際の精留効果抜群の良くできた物だと思います。

少なくとも50年以上前の清酒

4年ほど前に、さる信頼できる筋の方から頂きました貴重なお酒です。
当蔵で造っています「古代酒」と良く似たお酒です。
東海地方のお蔵(銘柄不明)の製造になるものだそうですが色は真っ黒、非常に香ばしい香りです。
長期貯蔵に耐えうるように汲み水を詰めた(少なくした)造りのようです。
180ml瓶に半分量ですので流石に飲んでみるわけにもいかず一度だけ滴をなめてみましたが長期熟成常温貯蔵の面白さを認識しました。
うちの
「古代酒」も頑張らなくては!。

これは!?

問答無用、私も含めて皆さん大好きな物、一千万円也・・・でも。
真相は・・・

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ジャケットタンク導入のため天井を工事することになり、屋根裏に上がってみたところ以前使っていたであろう酒袋(木綿製で、柿渋が引いてあります)を大量に発見致しました。
下記ジャケットの材料にもなっている物ですが、これほど大量に発見されるとは!!!!!



酒袋を使用したジャケットです。
ジーンズなどと合わせ気軽に羽織れるベストは持っていましたがとうとう長年の願望でしたジャケットを作りました。
酒袋十枚ほどを使いしっかり裏地や内ポケットも付いた本格的な物です。




屋根裏から発見した、ガラス製特大漏斗です。
手作りの為、現在の物に比べ非常に出来が悪く、あちらこちらに気泡が入っています。パイレックスならず、ハイレックスだそうです。
保存環境を考えると、とっくに壊れていたはずなのですが、奇跡的に無傷の状態で保管されていました。

現在の市場価格で、1個2万円程度するそうです。

H17年9月16日追加引退→秘宝館入
昭和36年製シブヤ縦型濾過器
藏中の家捜しでパッキンのストックを発見しましたので暫働いて貰うことにします。
写真は削除いたしました。


昭和36年製の濾過器です。平成17年9月15日をもって現役を退きました。
昨今普及している横型と違い縦型濾過器で、濾過層が安定し非常に使いやすい物でした。
この世に生を受けて45年余り、我が社製品出荷前濾過は殆どこの機械で行ってきたわけで、大変な功労者であります。
機械とはいえ、ここまで長いつきあいをしてきたら情が移ってしまいますがパッキンなどの消耗品パーツが全く手に入らずやむなく引退をさせることにしました。
敬意を表し秘宝館入りです。本当にご苦労さまでした

逐次載せますのでお楽しみに・・・。