カメラ用に壁に穴を開けました 取り付けたカメラです カメラの裏側
はじめに この度、夏時期には自社田山田錦の成長具合、酒造り時期には蔵の内部の様子を皆さんに御覧頂きたく思い、以下の材料等を使用してライブカメラを構築致しました。ご参考にして頂けたら幸いです。
材   料 USBカメラ : Fujitsu FMV-NCCD2、USBケーブル : リピーターケーブル A-A 5m×4、USB HUB : ノーブランド4ポート(セルフパワー型)、発泡スチロール箱、乾燥剤(お菓子に入っていた物)、ガラス、両面テープ、ビニールテープ
初心者向け軽量ライブカメラソフト LcLight、全自動 FTP 転送ソフト「DT_FTP version1.08」
方   法
1.まず、上に書いてあります材料を揃えてください。
2.USBケーブルは、通常5m以内の長さでしか使用できないそうですが、電圧を増幅するICチップ内蔵のリピーターケーブル
  A(オス)-A(メス) 5mを使用することで、20mまでは延長できました(メーカーデータでは、25mだそうですが)。
3.ケーブルをPCに認識させるときは、5m×4を全てつなげた状態でUSBポートに挿さず、1本挿しては認識させ、順次延長していきました。
  (一度につなげた状態ですと、認識しませんでした)
4.ケーブルの先端にセルフパワー型(電源供給型)のUSB HUBを接続します(ここで、USBカメラに電源を供給します)。
5.最後に、USBカメラを接続します。
6.野外設置のため、発泡スチロール箱を加工してカメラを据え付けます。その際、湿気防止のために乾燥剤を入れました。
7.これで、カメラのセットは完了です。

パソコン → USBケーブル(Aオス−Aメス)5m×4 → セルフパワー型USB HUB → USBカメラ

8.次に、ライブカメラ画像を表示するページを作成します。
9.表示画像は動画ではなく、あくまでも静止画像を連続して撮影し、ページ上であたかも動画のように表示させなければなりません。
  そこで弊社ライブページでは、以下のJAVAアプレットを使用し、自動的にリロードするようにしました。

【使用例】
ライブ画像を表示したいページに以下の文章を貼り付けます。

<applet code="liveboard.class" WIDTH=320 HEIGHT=240>
<PARAM NAME="name" VALUE="kamofuku.jpg">
<PARAM NAME="live_time" VALUE="">
</APPLET>

赤文字 画像の大きさをピクセルで指定します。例は横320、縦240ピクセルです。
ピンク文字 画像のアドレスを記入します。弊社のライブページは、ルートデレクトリに置いたため、”kamofuku.jpg”です。
フォルダに置いた場合は、/でフォルダ指定します。
青文字 画像更新の時間間隔を表しています。単位は秒。 例は1秒で画像更新をするという意味です。
水色文字 liveboard.classは、ここからダウンロード出来ます。このJAVAアプレットのソースは、必ずライブ映像を表示させるページと同じ所に置いてください。
10.初心者向け軽量ライブカメラソフト LcLight、全自動 FTP 転送ソフト「DT_FTP version1.08」のセッティングです。
11.最後に、HPのサーバーにアップロードをすれば完了です。
注   意 USBケーブルは、短ければ短いに超したことはありません。USBカメラの消費電力にもよりますが、リピーターケーブルでも20m以下にして、必ずセルフパワー型(電源供給型)USB HUBを取り付けた方が良いです。当方の実験中に判ったことは、充分な電力がないと、ライブカメラソフト自体の処理速度が極端に遅くなりました。